COO室では課題に対して色々とトライアルを実施するのですが、その結果導入を見送ることが大体8割ぐらいなんです。
その中でも導入に至ったのが「算定漏れの自動チェック」です。
やっぱり人の手でお会計を作成するので、請求額を過大にしたり逆に過少にしてしまうなど、いろいろとミスが起きてしまうんです。
今回は機会損失の部分に焦点を当てて、それらを自動で洗い出すプログラムを作成しました。
具体的には、CAPSの売上をさらに伸ばすため、算定漏れしている項目がないかを洗い出す作業を行いました。
これを行ったのが自分の中でかなり印象に残っているかなと思います。
周りから評価されている業務としては、「来院数予測の仕組みづくり」ですかね。
従来は年に一度の予算作成時に、各クリニックの過去の患者数を基に大まかな来院予測を行い、それに基づいて人員配置をしていました。
現在進めているプロジェクトは、この予測の部分です。
複数の予測モデルを作成し、例えばインフルエンザの流行時期が年によって変動するといった来院数の変化を織り込んで、
より適切な人員配置ができる仕組みを構築しました。
弊社側でどんなにいいと思っても患者さまのニーズにないものだと導入しても効果がなくプラスにならないので、
患者様のニーズによらずに売上や利益を上げる点に今回はフォーカスしました。
他には「クラーク職研修」を経験したことも大きいと思っています。
オフィス側の皆さんが共通しておっしゃっていたのは、「クリニックのオペレーションが分からず問題や相談を受けても具体的なイメージが湧かないため、解決策などを提示してもこちらの押し付けになってしまう」ということです。
その点、例えばお会計であれば、場面ごとにどのように対応するかといった細かいところまで、私自身が実体験として知っていました。
事前にトライアルを行う前から、自分の中で課題点をある程度整理し「こういう風に思っているのですが、実際はどうですか?」という形式で聞き円滑に進めることができていると思います。
3年目より現部署である事業開発室に異動し、事業開発に本格的に携わるようになってからは特に2点を心がけています。
1つ目は「何のために、現在企画しているプロジェクトを実施するのか」という目的を常に意識し、そこから逆算して計画を立てることです。
”この目的を達成するためには、例えば1から3までの条件を満たす必要がある”といった形で検討を進め、途中で計画がぶれてしまわないように、手段自体が目的とならないように努めております。
2つ目は、定量面での目的達成のために、数字だけでははかりきれない部分も見逃さないように意識しています。
目的は定量的なものであることが多いのですが、実際に運用した際に数字だけでは把握できないトラブル等も発生し得るため、数字をモニタリングしつつトライアル等を重ねることで、クリニック側で何か見落としている懸念点がないか、というところを一緒に確認するように意識しています。
新しいことを立ち上げて軌道に乗ってきたら、他の人に引き継いだりクリニック内で運用していただける状態まで持っていったりします。
そのため業務内容は頻繁に変わりますが、目的達成に向かって計画的に進めていくことはどんな業務でも心がけています。
改善点としては「やりたいことがたくさん出てくる中で、限られたリソースに対して優先順位を決めきれない点」です。
裁量権をいただいていることにも関係しますが、複数のプロジェクトを比較して客観的な指標だけで優先順位をつけるのは難しいため、
現状では部署内で主観的に「こっちの優先度が高いのではないか」といった判断になってしまっています。
この優先順位付けが難しく、自分でも課題だと感じています。
携わっている業務内容でも変化しますが、CAPSは評価制度が年に2回あるので自分自身を振り返りやすいです。
急成長している企業なので社内整備が追いつけていない部分もあり、現状は様々な意思決定を行う際に基準がないまま「なんとなく」決めているケースもあると思います。
全員が納得できる共通の基準を作るのは難しいですが、例えば「この数値を見て判断する」「この評価軸を用いる」といった再現性のある基準軸を確立したいと考えています。
そうすれば将来的にCAPSの環境が変わった際にも「どこを改善すべきか」が明確になり、誰でも状況を把握しやすくなるような基準作りを進めていきたいと思っています。
このインタビューを読んでいる方、特に自分自身で何かを推進していきたいという意欲のある方にとって、
CAPSは若いうちから裁量権を与えられ、様々な挑戦ができる環境です。
一方で、常に同じ業務を続けるわけではなく、優先順位や担当業務が頻繁に入れ替わることがあります。
環境の変化に強い苦手意識がない方であればぜひ選考に挑戦していただき、共に医療業界の常識を変えたいと心から願っています。